明るい未来のためにいまからやっておけることを

 コロナ禍が続きますが、いつかは収束します。それでもコロナ以前の世界に戻ることはないように思います。だから私たちは前に進まなくてはならない。明るい未来を想像しながら、今からやれることをやっておきたいのが5月です。

 特に牡牛座で新月となる5月12日(水)は特別な日です。その少し前から美しいものに対する嗅覚が鋭くなり、豊かな生活や居心地のよい空間を見分ける感性が高まります。新月の日は、あなたが考える“美しい人生”を過ごすための、第一歩を踏み出したい日です。

 現在の仕事を続けながら、将来、ライフワークになりそうなものを始めるのもいいし、ある人に会ってあなたの決意を語り、背中を押してもらうのもいい。前からどうしても欲しかったものを新月の日に購入することで、勢いがつくということもあります。

 下旬を過ぎると運気は「動」から「静」へ。ひとり暮らしの人は特に、防犯対策を考えるよい機会です。窓に補助キーをつける、トートバッグを持ち歩く際は、ファスナー付きのバッグに財布などを入れるというように。またPCなどのセキュリティも強化しておくと安心です。話は前後しますが、恋愛運が最強なのはGW直後まで。気になる男性がいる人は早めにアクションを。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡牛座を運行するのは5月10日(月)朝~5月12日(水)夜遅くまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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2021.04.29(木)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE