初期の候補作の下読みを担当していた川端康成

 初期の芥川賞の下読みは、瀧井孝作、川端康成、宇野浩二、直木賞の下読みは、小島政二郎と大物作家たちが担当していた。瀧井は、芥川賞選考委員の久米正雄に、「瀧井が一番ヒマそうだから」ということで下読み係に任命されてしまい、ひとりでは気の毒ということで川端が加わり、第6回目以降は宇野が参加した。

<次のページ> 【芥川賞・直木賞】 年少・年長受賞ベスト5

次のページ 【芥川賞・直木賞】 年少・年長受賞ベスト5

CREA 2013年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。