「晴耕雨読」なんて言葉もあるけれど、晴れた日に外での読書も意外に気持ちいい。もちろん雨の日に本を読むのもいいけれど、家にこもる必要もないのでは?

 というわけで、街中の意外な読書スポットを本好きたちに尋ねてみました。今回は読書に最適なカフェを紹介。

» 第2回 鎌倉・湘南の日帰り読書スポット

心ほどける和カフェでゆるりと本に向き合う

cafe 紅(もみ) (小伝馬町)

 古民家ならではの懐かしい建物は、もともと昭和20年代に建てられたガラス屋さん。かつて旅館で使われていた食器棚の扉や障子枠をリメイクしたテーブルが、店内の雰囲気にとてもよく馴染む。「私たちのおすすめの席は、もちろん窓際のひとり席。集中できるし、落ち着きます」。中庭から差し込むぽかぽかとあたたかな光に誘われて、常連野良猫がひなたぼっこに訪れることも。台湾烏龍茶(¥520)

【推薦者】 あんみ通さん (三味線奏者)
数少ない女性津軽三味線ユニットとして、全国各地でのコンサート、首相官邸晩餐会演奏から、TVCM、学校公演、また“和スイーツ”の店舗におけるライヴも定期的に行っている。

cafe 紅(もみ) (小伝馬町)
住所 東京都中央区日本橋小伝馬町8-5
電話番号 03-3664-3908 
営業時間 火~木 11:30~20:00、金 11:30~21:00、土 12:00~20:00 
定休日 月・日・祝
※5月12日より日曜営業開始。不定休のため要電話確認

個性的なカフェいろいろ

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2013.04.13(土)
text:Mitsuharu Yamamura / Yasuyo Kawakami / Asako Fujino
photographs:Takafumi Matsumura / Yumiko Miyahama

CREA 2013年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

春だから。気持ちいい読書

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