呼吸を深くするための意識 その3
“舌のポジション”で姿勢も改善

「猫背など、姿勢が悪いとそれだけで深い呼吸は妨げられます。背筋が曲がると咽頭から肺までの空気の通り道である“気管”も曲がり、空気の通りが悪くなるから。そのため、深い呼吸をするためには、正しい姿勢をキープすることがとても重要です」

 「そんな姿勢と深く関係しているのが“舌”のポジション。舌の正しいポジションとは、舌先が上顎に軽くついた状態。すると、背筋も伸び、正しい姿勢が取りやすくなります。反対に、舌がだらんと上顎から離れると、自ずと背筋が緩み、猫背など姿勢が悪くなるのがわかるはずです。深い呼吸をする際には、舌の位置とそれに連動する姿勢にも意識を向けるようにしましょう」(鳥山さん)

 舌先が上顎にくっついた状態。自然に正しい姿勢が取れるようになる。

 舌が上顎から離れ、ゆるんだ状態。連動して姿勢も悪くなってしまう。

 深い呼吸をするために意識したいことを、動画でもおさらいしてみましょう!

 今回ご紹介したポイントを、意識せずともできるようになれば、深い呼吸ができている証拠。深い呼吸には、ストレスの緩和やリラックス効果、コリや便秘の解消などが期待されます。さらに、これまでよりも響きの良い声やぱっちりとした目力、若々しい表情づくりにもつながるのでぜひマスターしてみてください。

●教えていただいたのは……
鳥山真翔(とりやま・まなと)さん

子役として数々のドラマや映画等に出演。その後、ゴスペルシンガー、ディレクターとしてプロ活動を行う。現在は『人の声がどこで響いているのかが、色で見える』という特殊な共感覚を生かし、ボイストレーナーとして活躍。独自で生み出した表情筋と発声の深い関係を説く『美顔ボイトレ』が話題となり、メディア出演も多数。DVD「美顔ボイトレ〜声を出すたび美しく〜」も好評発売中。

DVD『「美顔ボイトレ」~声を出すたび美しく~』

ボイストレーナーである鳥山真翔氏考案による、美容効果を期待させるメソッドがDVDに。「声を出すたびに美しくなる」をコンセプトに、ほうれい線、たるみ、声の若返りなどの効果も期待できるエクササイズ、トレーニングを紹介。好評発売中!