あなたのお部屋は、いつもきれいに片付いていますか? 一念発起して掃除しても、またすぐにモノが出しっぱなしになって散らかってしまう……なんてこともあるのでは?
そんなときに役立つのが「ジップロック」。食品保存袋として知られるジップロックですが、実はリビングやクローゼットの整理収納でも大活躍するのです。
そこで今回は、整理収納アドバイザーの中山真由美さんに、おうち時間が長くなるなかでの片付けのポイントと、ジップロックを使った便利な収納術をうかがいました!
これまで以上に「不要な物を出す」を意識せよ!
![中に入っているモノが一目でわかる「ジップロック」は、整理収納にぴったり。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/-/img_2e0c6cb0b8a3a19f8d949027189d6fc9123718.jpg)
家にいる時間が長くなると、生活ゴミの量が増え、部屋が散らかりがち。なるべく部屋をきれいに保つためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
「ゴミが増えるだけではありません。例えばスーパーでお買い物するときも、家族全員の3食分をまとめて買ったりするので、食品ストックが多くなり、『冷蔵庫がパンパンになって入りきらない』なんて悩みも出てきます。
そこで心がけたいのは、これまで以上に、家の中から不要だと思われるものを意識的に出していくこと。
また、モノをすぐに探せるような形で管理、収納することが今まで以上に大切です。
モノの管理ができる仕組みを家の中に作っておけば、日々の片付けが格段に楽になりますよ」
「ジップロック」を整理収納に どう役立てる?
![食品用のジップロックよりも大きめサイズで、整理収納に特化した「ジップロック スタイル」が発売中だ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/-/img_e00205d9e9740e7da6830e47d5072a1166045.jpg)
効率的な「モノの管理」をするために、中山さんがおすすめしているのが「ジップロック」の活用。
「家がごちゃごちゃするのは、モノの管理ができていないから。つまり、どこに何があるのか整理されていない状態ということです。
そこで、透明で中が見えるジップロックに、同じ場面で使うモノをひとまとめにしておく。こうすれば、それを使いたいときに、迷うことなく探すことができます。
具体的には次のようなシーンで、ジップロックが有効活用できますよ」
【ジップロックが役立つ 整理収納シーン】
・クローゼット内の衣類:シーズンオフのマフラーや、かさばる冬用のパジャマや靴下などを軽く圧縮してジップロックに収納。フード、ベルト、インナーなどの小物系を、種類ごとにまとめて収納するのもグッド。
・新型コロナ対策グッズ:マスク、除菌スプレー、手袋などをひとまとめに。
・濡れる可能性のある衣類や小物:水着、トレーニングウェア、スパセットなどは密閉できるジップロックに入れておくと持ち運びに便利。
・アウトドアグッズ:汚れてしまっても、そのままジップロックに入れて持ち帰ることが可能。
・トラベルグッズ:飛行機に乗る際の機内持ち込み物や衣類は、そのままジップロックに入れておけば、あとで洗濯が楽チン。
![中山さんのご自宅でもジップロックが大活躍。冬物のマフラーを軽く圧縮して、ファイルケースに立てて収納。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/9/-/img_296f24b092417b08736c067802bfd0ac203017.jpg)
![冬物のモコモコ靴下を軽く圧縮して、引き出しの小スペースに収納。かさばる靴下も保管しやすい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/-/img_7cc45cb24978856b7d1f2ae8a5ddcff3368305.jpg)
![ほかにも、数珠や筆ペン、黒のストッキングなど法事で使う品をまとめて入れておいたり、お薬手帳と診察券を一緒に入れておいたりすれば、必要なときに慌てることはありません。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/e/-/img_cee888732b8ae8641c41cced15c590da110556.jpg)
活用シーンは無限大! キッチンだけでなく家中の、ありとあらゆるモノの整理収納をジップロックが助けてくれます。
それでは次ページから、衣類とトラベルグッズの整理収納テクニックをみていきましょう!
2020.06.23(火)
文=CREA WEB編集部