このブラシだから表現できる唯一無二のタッチが愛おしい

「メイク学校を卒業する際に、先生から1本のブラシをいただき、それが“質”にこだわる大切さを知るきっかけになりました。学生にとって高級品の灰リス毛のブラシならではの表現は当時衝撃でしたね。
修業時代はブラシをたくさん持っているとそれだけでメイクが上手になったような気がして、やたらと買い集めていましたが、今はできるだけ削ぎ落とし、厳選。質がいいものはお手入れをして大事にすれば20年近く使えます。
もちろん集めたブラシは全部大切で取ってあります。ひとつひとつに、それでしかできない表現があるし、思い出も詰まっている、かけがえのない存在です」(岡田さん)

美のプロたちが
愛し続けたいコスメ
2020.06.30(火)
Text=Kyoko Murahana
Photographs=Hidetake Nishihara(TENT)
CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。