雑誌CREAの大人気連載「岡本翔子の星占い」の2020年5月版を特別公開します。心理占星学研究家・岡本翔子さんによる星からのメッセージです。

 太古から、星や月は自然界や人間の心理に深い影響を与えてきました。天体のリズムに慣れ親しむと、自分にとって転機となるタイミングが自然にわかるようになるでしょう。


【今月の宙模様】

 夕暮れの空には、ひしゃくの形をした北斗七星が高く昇ります。

 気軽に旅行や会食ができなくなり、「#家で過ごそう」と行動自粛が求められていても、窓を開け夜空を眺めることは自由です。

 いつの時代も、月や星は運行を繰り返し、夜空を明るく照らしています。

 この季節ならではの北斗七星を眺めて深呼吸すれば、心が穏やかに静まるでしょう。


【牡羊座】

3月21日~4月19日生まれ

There is more to life than increasing its speed.
「速度を上げるばかりが、人生ではない」

 何をやるにもスピード勝負なところがある牡羊座。

 このメッセージはインド建国の父、ガンジーが残した言葉です。若葉が萌える新緑の季節です。

 急行から普通電車に乗り換えるように、少しペースを落としてみると、今まで見えなかったものに気づけます。

 仕事はこの不安定な期間を鑑みて、「働けるだけでラッキー」と気持ちの切り替えを。

 不動産運があるので、独身、既婚を問わず物件情報をチェック。

 5月下旬、趣味の交流サイトなどで気の合う男性が現れる予感。

★起こすべきアクション

生活回りの基本的なことを身につけるよい機会です。たとえば革靴の磨き方、ワイシャツやブラウスのアイロンのかけ方、昆布や鰹節を使った出汁の取り方など。真面目に取り組むと生活が改善し、心が整います。

2020.05.09(土)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE