【2020年5月】開運行動

 今のこの時期、幸福感でいっぱいという人は少数派でしょう。

 世界中が鬱々とした空気に包まれているうえ、気晴らしに旅行することもできない。今後の収入減を思うと、贅沢な食事や買い物をする気持ちにもなりにくい……。

 この状況下で気分を上げるのは、とても難しいことです。

 でも、この閉塞感は世界中の誰もが感じていること。苦しいのは、あなただけではありません。

 思い通りになりにくい時勢ですが、受け身でいては何も変わりません。

 開運を願うなら、今出来ることのなかから、自分なりの幸福を自分で見つけていきましょう。

 例えば、好きなバンドのライヴDVDやネット配信で元気をもらう。

 近所の寺社や自宅の神棚に平安をお祈りして、心を鎮める。

 あるいは、この自粛期間は神様がくれた自由時間だととらえ、与えられた時間に感謝し、これまで後回しにしてきた物事に着手するのも有意義です。

 商売をしているなら、新しいアプローチ法を試してみるのも。私は、神鳥占いをしている夜市から人が消えたので、オンラインでの占いを始めました(笑)。

 自分を守るのも自分、自分を楽しませるのも自分。

 工夫を重ね、思慮深く過ごすことで、共にこの難局を乗り越えていきましょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2020.05.01(金)
文=堀 由美子