日本人の平均睡眠時間は7時間22分——OECD加盟国の中でも最短水準で、OECD平均の8時間27分を1時間以上も下回っています。睡眠不足は個人の健康問題にとどまらず、経済損失は約15兆円とも推計されており、社会全体の課題ともなっています。そんな日本の睡眠課題に、家電ブランドのバルミューダが新たなアプローチで挑みます。
眠る前の習慣づくりをサポートする「ナイトルーティン」
バルミューダ株式会社は2026年7月28日、同社のプロダクト「The Clock(ザ・クロック)」の専用アプリ「BALMUDA Connect」に、新機能「ナイトルーティン」を追加しました。
ナイトルーティンは、あらかじめ設定した就寝時刻に向けて、音と光を段階的に変化させることで、眠る前の行動の切り替えを促す機能です。設定した就寝時刻の90分前(初期設定)になると自動的にスタートし、3つのフェーズを通じて夜のリズムをつくります。
3つのサウンドが「夜の流れ」を作る
ナイトルーティンは以下の3段階で構成されています。
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・Routine Sound 1:まず身体をおやすみモードへ。入浴やストレッチ、読書など心身を落ち着かせる時間に。
・Routine Sound 2:眠るための準備を始めるフェーズ。歯磨きや明日の準備、スマートフォンを置く合図として。
・Sleep Sound:深い休息のひとときへ。ベッドに入る時間を音が知らせます。
特定の行動を「指示」するのではなく、音と光をきっかけに、ユーザー自身が自分に合った夜の流れをつくる設計になっているのがポイントです。各フェーズの時間とサウンドは、アプリから自由にカスタマイズできます。
新たに追加された専用サウンドは全7曲。「Childhood(子守唄のように懐かしく優しいサウンド)」「Sleeping City(寝静まった街の音風景)」「A Little Rain(窓の外で降り注ぐ雨の音)」など、眠りへ向かう時間にふさわしいラインナップです。
「Relax Time」の調査結果
The Clockはもともと、夜のくつろぎをサポートする「Relax Time」と穏やかな目覚めを促す「Alarm」を搭載しています。西川(株)日本睡眠科学研究所が実施した調査では、「Relax Time」の使用によって入眠までの時間が平均16分から平均7分に短縮、睡眠効率も83.1%から88.2%に向上するなど、主要な睡眠指標での改善が確認されています。
なお、この調査は既存機能「Relax Time」と「Alarm」を対象としたものであり、新機能「ナイトルーティン」の効果を直接検証したものではありません。
「眠る時刻をセットする」という発想の転換
アラームで「起きる時刻」を決めるように、ナイトルーティンは「寝る時刻」をセットするという考え方です。設定した時刻から逆算して夜の流れが自動的に始まるため、「気づいたら深夜になっていた」といった状況を防ぐきっかけになります。
毎日同じ時間帯に音と光の合図を受け取り続けることで、習慣として定着させることを目指しているといいます。
日本人の睡眠時間は1960年代から年々短くなっており、夜10時までに就寝する割合も約67%から約27%へと大きく低下しています。The Clockはこうした時代の課題に向き合い、「ナイトルーティン」の追加により、就寝前から目覚めまでをシームレスにサポートするプロダクトとして進化を続けています。
商品概要
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製品名:The Clock(ザ・クロック)
価格:59,400円(税込)
カラー:シルバー
本体寸法:幅75mm × 奥行き36.5mm × 高さ105mm(リング含む)
本体重量:約259g
充電時間:約2.5時間
連続使用時間:約24時間(標準)
接続:Wi-Fi(2.4GHz帯)、Bluetooth 5.0
新機能:「ナイトルーティン」
専用アプリBALMUDA Connectにて提供開始(2026年7月28日)
バルミューダ
https://www.balmuda.com/jp/
文=CREA編集部
