日本とアフリカのクリエイティブ・マーケットをつなぐ新プロジェクト「FACE.A-J」が始動。

 双方のファッション繊維産業の発展、経済価値と社会価値創造を目的とするプロジェクトの活動に、ユナイテッドアローズ社が協賛する。

「FACE.A-Jプロジェクト」のロゴ。
「FACE.A-Jプロジェクト」のロゴ。

 「FACE.A-J」とは「Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan」の略。「Fashion is Change. Fashion can Change. (ファッションとは変化を楽しむものであり、ファッションとは世界を変えることができるもの)」のスローガンのもと、アフリカのクリエイティブ業界に強い関心を持つオーガニゼーション「Awa'Tori(アワトリ)」の呼びかけにより発足したプロジェクトだ。

 その目的は、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に掲げられる17のゴールのうち、「8:働きがいも経済成長も」や「5:ジェンダー平等を実現しよう」の実現につながるような、雇用機会の創出や女性のエンパワーメントといった効果を創出すること。

 日本とアフリカのファッション文化の積極的交流により、アフリカの平和と発展、日本を含む世界の問題解決や描くべき新たな未来への発展を目指す。

「FACE.A-Jプロジェクト」のイメージビジュアル。
「FACE.A-Jプロジェクト」のイメージビジュアル。

 プロジェクトの具体的な活動として、2019年10月に「Rakuten Fashion Week Tokyo (楽天ファッション・ウィーク東京)」において、日本とアフリカから選出された次世代を担うファッションデザイナーの作品を紹介するイベントを開催する。

 デザイナーの選出には、アフリカのファッション市場に対する知見と独自のコネクションを持った、ユナイテッドアローズ社の上級顧問 栗野宏文氏が参加。日本とアフリカのファッション業界の持続可能性やコラボレーションの重要性をテーマとするディスカッションなどを行う。

 ユナイテッドアローズ社は、国連機関であるITC(国際貿易センター)とコラボレーションしたレーベル「TÉGÊ UNITED ARROWS(テゲ ユナイテッドアローズ)」を2014年に立ち上げ、アフリカ文化に根付いたクラフツマンシップやファッション産業をサポートする活動を行っている。

 今回発足した「FACE.A-Jプロジェクト」においても協賛企業という立場から継続的支援を行い、日本とアフリカのファッション産業の発展及び文化的交流の促進により、共に平和で平等かつ幸福に満ちた、自由な世界の実現を目指す。

» TÉGÊ UNITED ARROWSの詳細

●お問い合わせ
株式会社ユナイテッドアローズ

電話番号 0120-011-031
https://www.united-arrows.co.jp/faceaj_project

2019.09.19(木)