台湾グルメの中でも、辛い物好きの人々に愛されている「火鍋(ホウグォ)」。唐辛子等をふんだんに使った激辛鍋のイメージが強いかと思いますが、マイルドな味ももちろんあり!

 台湾の人たちは、友達同士の食事となればまず鍋というぐらい鍋が大好きなので、いろいろな種類の鍋が存在しているのも台湾グルメの特徴です。今月は人気の各種鍋とそれぞれの楽しみ方をご紹介します。

激辛鍋を食べたい! 方へのお薦め鍋「太和殿」

 すでに20年近くの歴史を誇る、高級感漂う店内で食べる激辛鍋「麻辣火鍋(マーラーホウグォ)」の老舗店。たくさんの著名人がこの店を訪れ、癖になる辛さの虜になっています。辛さだけではなく、香りも大切にした特製のスープは好みに合わせて小辣、中辣、大辣の三段階に調整が可能。初めての時はまず小辣からスタートして、徐々にレベルを上げていくのがお薦めです。辛いものが苦手な方には、辛くないスープと半分半分にした鴛鴦鍋(イェンヤングォ)がお薦め。豚骨ベースで作った辛味のないスープに野菜の甘みが加わり、更においしいスープに生まれ変わります。

左:店内
右:鴛鴦鍋と具材のイメージ

 具材は別注文。辛さとうまみのミックスでさらにおいしくなる麻辣鍋には牛、豚などの肉類と魚介で作ったつみれダンゴ、えのき、豆腐(具材の料金60台湾ドル(約162円)~)などがお薦め。

太和殿 (タイフーディエン)
住所 台北市信義路四段315號
交通 MRT国父紀念館駅から徒歩約20分
電話番号 02-2705-0909
営業時間 12:00~03:00
料金の目安 麻辣鍋300台湾ドル(約810円)、鴛鴦鍋350台湾ドル(約945円)、鍋の料金とは別にお一人様につき70台湾ドル(約189円)のスープ代が別途かかります。

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2012.11.13(火)