プロ伝授の必殺テク
はっきりした理由がわからず手強い“たそがれ泣き”や“夜泣き”にはプロのテクをお試しあれ!
セレブ・キッズの主治医が提唱する「5つのスイッチ」
マドンナの子どもの主治医も務める小児科医が、古くからの知恵と最新の医学を組み合わせて見いだしたのがこの「5つのスイッチ」。どれも至極簡単だが、強さや組み合わせにコツがあるので、マスターして試したい。
『赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ』
ハーヴェイ・カープ講談社 ¥1680
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泣きやませのことだけでなく、さまざまなアドバイスや注意事項も書かれており、育児書としても参考になる。ぜひ一読を。
第1のスイッチ「おくるみ」
残りの4つのスイッチを効果的にする最初のステップ。子宮の中に収まっていた感覚を思い出し、赤ちゃんが安心するよう、きっちりくるむのがコツ。
第2のスイッチ「横向き/うつぶせ」
落下の錯覚から起こすモロー反射が遮断されるので、横向きやうつぶせに寝かせると赤ちゃんは落ち着く。ただし、眠るときはうつぶせにしないこと。
第3のスイッチ「シーッ」
子宮の中で聴いていた、母親の血流の音に似ている「シーッ」という音を聞かせて落ち着かせる。泣き声が大きければ大きいほど、「シーッ」の声も大きくする。
第4のスイッチ「ゆらゆら」
これも子宮にいたときと同じ環境に近づけ、落ち着かせるという考え方。泣き叫んでいるときは小刻みに速く、おさまってきたらやさしい揺らし方に変える。
第5のスイッチ「おしゃぶり」
しゃぶる動作には赤ちゃんの鎮静反射を促し、リラックスさせる効果がある。哺乳瓶やおしゃぶりでもいいが、ベストはやはり母親の乳首。
2012.11.05(月)
text:Eriko Matsuda