「ねぎま」ならぬ「ねぎしゃ」とは?

 続いてはいわゆる「ねぎま」の鮭ヴァージョンといえる、「ねぎしゃ串焼き」を注文。

ねぎしゃ串焼き(290円)。

「鮭の串焼きなんて、食べるの初めて! 柚子胡椒をつけていただきます……うーーん! これヤバいです! 柔らかいし、旨味がしっかりあって。もはや「美味しい」を通り越してます!」

美味しいの向こう側を見せてくれた「ねぎしゃ串焼き」に、もなりさんも思わずサムズアップ!

 すじこやいくら、鮭の串焼きときたら、日本酒が欲しくなるというもの。店長がオススメしてくれた神奈川のお酒「いずみ橋 秋とんぼ」を合わせてみましょう。

いずみ橋 秋とんぼ グラス(380円)。

「今まで飲んだ中で、一番すっきりしてる日本酒かも。飲みやすいし、すじこクリームチーズと日本酒のほんのり甘い味わいが合いますね……なんて、言ってる自分が面白くなってきちゃった。だんだんお酒のことを知っていってるなって(笑)」

着実にお酒の美味しさを覚えはじめてる!

 壁に貼られたメニューをじっくり眺めるもなりさん。

「こうしてメニューをじっくり読み込んで、たくさんあるおつまみの中から次に何を注文するか考えつつ呑むのが、ひとり酒の楽しさなんですよね~」

 ……と、前回訪れた代田橋「えるえふる」の會田さんから伝授されたひとり酒の極意を早速開陳するもなりさん。なんと、メニューの中に「カレー(辛口)」があるのを発見!

2018.03.06(火)
文=宮内 健
撮影=山元茂樹