強い紫外線と外気の高温、そして室内のエアコンによる冷気と乾燥にさらされた秋口の肌は、一年でもっとも機能が低下しているといっても過言ではありません。「夏が終わると肌は5歳老ける」という言葉があるほど、元気がない状態。
こんなとき、いきなり集中ケアなどで肌にダイレクトに働きかけるのは実はNG。乾いている畑に、いきなり肥料を与えるようなものです。まずは、たっぷりと水分で癒しながらほぐすのが賢い方法です。
この秋発売の化粧水のトレンドは、とろみのあるテクスチャーと濃厚な成分。砂漠のようにうるおいを失って固くなった肌をほぐしながら、栄養分をチャージし、ふっくらと復活させてくれます。今回は、厳選した3アイテムをご紹介します。
みずからうるおいを抱え込む
「貯水力」を高める
<花王>
エスト ザ ローション
2000年の誕生時、64通りの個肌対応というコンセプトで一躍業界の注目を浴びたブランド、エスト。以降、次々と画期的なアイテムを提案し、常に話題の的になっていましたが、この秋、17年の時を経てパワーアップしました。
ソフィーナ最先端の技術と知見を結集し、化粧水と乳液という基本ケアを改めて見直したエスト。特に注目したいのは、化粧水です。
私たちの日々の生活は、空調の効いた室内に長時間いるということも少なくなく、季節による寒暖差や湿度差にかかわらず、一年中乾燥状態に置かれています。これは、本当に肌にとって過酷な状態。この乾燥に負けない、みずからうるおいをたっぷりと抱え込める肌を目指すのが、「エスト ザ ローション」です。
新配合のエクトインは、砂漠の塩湖でも生き抜く生物が生み出す成分。角質細胞内にうるおいをとどめ、肌の貯水力を高めます。そのため、過酷な乾燥状態であってもうるおい続けることができる、高機能な化粧水です。
なじませるととろりとしているのに、乾いている肌がうるおいをごくごくと飲むようにスピーディに浸透し、なじみます。そして後肌はふっくら。長年、乾燥肌に悩んでいるという人にぜひおすすめしたいアイテムです。
エスト ザ ローション
140mL 6,000円
花王
フリーダイヤル 0120-165-691
http://www.sofina.co.jp/est/
2017.09.30(土)
文=増本紀子(alto)