開湯600年を誇る
長門湯本温泉で憩う
思い切り体を動かしたら、温泉で疲れをリリース。多彩な温泉地を保有することで名高い山口県。なかでももっとも古い歴史をもつ「長門湯本温泉」は、別名「美肌の湯」と呼ばれ、特に女性に支持されている。
高いアルカリ性の泉質は肌にやわらかくなめらか。日中の疲れを癒しながら、美肌ケアもできる、一石二鳥の湯がうれしい。
長門の湯を愉しむ
ふたつの湯治宿
◆別邸 音信(おとずれ)
長門湯本温泉の老舗旅館「大谷山荘」に隣接した「別邸 音信」は、洋石材を用いたコンテンポラリーで重厚感のある設えでありながら、館内の廊下は畳、風が通り抜ける設計、寛ぐ空間は和室であることなど、和の「香り」と、日本文化の「粋」を感じることができる。高級感と開放感を兼ね備えた、現代の湯治宿として、新しい滞在スタイルを提案している。
◆大谷山荘
「大谷山荘」でも、音信川の四季折々の表情を楽しめる。自然と調和した空間づくりは、部屋はもちろん館内のいたるところで見受けられ、一歩足を踏み入れた瞬間から寛ぎのときがはじまる。
大谷山荘/別邸 音信
所在地 山口県長門市湯本温泉
●大谷山荘
電話番号 0837-25-3221(代表)
http://www.otanisanso.co.jp/
●別邸 音信
電話番号 0837-25-3377
http://otozure.jp/
2017.09.02(土)
文=吉村セイラ
撮影=佐藤 亘