美白もUVケアもしているのに、肌曇りが解消しないとしたら……? どこかに“見落とし”があるのかも。生活習慣を、改めて見直してみよう! 皮膚科医の涌水陽子先生にお話を伺いました。

» 第1回 オールインワンで効率よく美白を
» 第3回 やっぱり大事な“内側から抗酸化”
» 第4回 良質な睡眠こそ、何よりの美白美容液

●Update Life Style #02
抗炎症作用と抗酸化作用を
身体の内側からサポート

野菜や果実に加え、肌そのものを作る“タンパク質”も女性は不足しがち。大豆や肉類の摂取をぜひ!

 つい肌表面のケアばかり重視しがちだけど、そもそも肌細胞は、血流から酸素や栄養を得て生まれ変わっているもの。

「紫外線を浴びると、体内の細胞にも炎症や酸化ダメージが生じるため、内側から“抗炎症作用”や“抗酸化作用”をサポートすることが大切です」(涌水先生)

 毎日の食生活に、ビタミンCやβカロテン豊富な、緑黄色野菜を積極的に取り入れよう。

「柑橘類や、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などを意識して摂取して。ビタミンCは加熱に弱いため、サラダやジュースなどがオススメ。βカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まるので、野菜炒めにするなど調理法にもひと工夫を」(涌水先生)

●今回、お話を伺ったのは……

涌水陽子(わきみず ようこ)先生
皮膚科医、赤坂AAクリニック医師。薬剤師と医師の免許を有し、双方の視点から、最新の栄養医学を取り入れたアンチエイジング医療を実践中。きめ細かなカウンセリングにも定評がある。

2017.03.14(火)
Text=Namiko Uno
Photographs=Kenichi Yoshida

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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