ホテル、列車、クルーズ、サファリなど、世界中でラグジュアリーかつユニークな旅を提案するベルモンドが、この夏フランスにおいて2つの新たなプランをスタートさせる。
2017年夏に登場するクルーズシップ「ベルモンド リラ(ライラック)」「ベルモンド ピヴォワンヌ(シャクヤク)」は、それぞれアルザス地方、シャンパーニュ地方へと航路をとり、美しいフランスの田園風景を眺めながら、ゆったりとした6泊7日の旅時間を堪能することができる。
ベルモンド リラが進むのはフランス北東部、アルザス地方の中央を流れる、マルヌ川とライン川を結ぶ運河。アルスヴィレからストラスブールへの旅だ。ルッツェルブールやサヴェルヌといった、ガイドブックの目次ではなかなかお目にかかれない小さな村や街を訪れ、アルザス地方の食都ストラスブールへと向かう。
ベルモンド ピヴォワンヌで旅するシャンパーニュ地方は、誰もが知るシャンパンの産地だ。パリから電車で約30分のモーからマルヌ川とそれに並行する運河を進み、シャンロン・アン・シャンパーニュを目指す。
船上から見る運河沿いの美しい街並、一面がブドウ畑の丘陵地帯の景色は、一生忘れられない思い出となるだろう。かの有名なノートルダム大聖堂がある歴史の街ランスのほか、華麗な庭園で知られるヴォー・ル・ヴィコント城へも立ち寄る。
どちらの船も浴室付きのキャビンを4室備え、最大で8名のゲストが旅路をともにする。スイミングプールが設置された、オープンデッキでの他愛のないおしゃべり。片手にはもちろんシャンパンを。そして目を外に向ければ、緑豊かな水辺の景色が左右にゆったりと流れていく。いままさに、流れ去るこの時こそが至福であることを実感するだろう。
右:船上でいただくシャンパンは格別。
フランスの魅力的な地方都市を巡る、最新のクルーズシップで行く6泊7日の旅。8名乗船時なら食事やサービスなどの費用をすべて含めたオールインクルーシブで1名5,200ユーロより。この夏、優雅なリバークルーズの旅をプランニングしてみては。
2017.03.13(月)
文=CREA WEB編集室