自宅の椅子やソファーに載せて使うシート

 お盆休み明けの仕事は、憂うつですね。休みの間に溜まった仕事がドッとやってくるので忙しさが増しますし、きびしい暑さと相まって、夏の疲れが出てきたという人も多いはず。

 今回は、ドクターエアが2016年7月末にリニューアルし、販売をスタートした、自宅で本格マッサージが楽しめる「3DマッサージシートS」を試してみました。

ドクターエア「3DマッサージシートS」
各27,593円(税抜)
URL https://www.dr-air.com/products/

 「3DマッサージシートS」は背もたれ付きの椅子やソファーなどに載せて使う、シートタイプのマッサージ器です。使わないときはクローゼットなどにしまえて、しかも価格は税込で約3万円とお手頃。マッサージチェアは、大きいし高いしと手が出せないという人にもってこいです。

 もみ玉の可動域は約45センチのロングストロークなので、背中全体をほぐすことができます。また、部分揉みやポイント揉みもできる優れもの。

 室内での使用はもちろん、持ち運べる点を生かして、ドライブが好きな人は車の後部座席に設置して、運転の休憩中にマッサージを楽しむなんて使い方もできます。

指圧を再現する温感ヒーター搭載のもみ玉

 注目は、2016年7月末のリニューアルで採用された、温感ヒーター搭載のもみ玉。ヒーターがオンの時は赤、オフの時は青に光って知らせてくれます。さらに、高出力のモーターを採用することで、もみ玉の動きがなめらかになり、揉みの安定性もアップしたそう。

 4つあるもみ球は、平面もみと縦回転により立体的に動きます。これが、かなり指圧に近い! 温感ヒーターはじんわりと人肌くらいの温かさなので、誰かに手でマッサージしてもらっている気分が味わえます。

 コンパクトなのに、筋肉のコリをじっくりとほぐす「もみ」。強く押し込む「指圧」。左右交互に動き、なめらかにマッサージする「交互」、そして座面の3段階の「バイブ」。4つの動きをしっかり搭載しているのには驚きです。

2016.08.19(金)
文・撮影=齋木香奈美