【春の食材】にら
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「にら」は中国西部から東アジア原産の緑黄色野菜です。独特の匂いは硫化アリルのアリシンによるもので、血液をサラサラにし、血栓を予防する効果と血圧を下げる効果があります。
他にもアリシンには、ビタミンB1の吸収を高めて糖の代謝を促進する働きもあるため、玄米ご飯や全粒粉のパンなどビタミンB1を含む主食と合わせると、糖がエネルギーに変換されやすくなりスタミナがつくなどの良い効果が期待できます。
マクロビ的には陽性の辛み食材に分類され、手足やお腹を温めて血液の循環を良くすると考えられています。血の巡りが悪く冷え性の方、スタミナ不足で虚弱体質の方は、にらのお料理を積極的に食べるようにすると良いでしょう。
◆「にら」のマクロビレシピ
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にらと糸寒天のチャプチェ
春雨の代わりに糸寒天を使うチャプチェの作り方を紹介します。また、ターメリックで色づけして乾煎りしたお豆腐がまるで卵のよう。お肉を使わなくても食べごたえのあるマクロビレシピです。
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にらのチャンプルー
豚肉を使わずにガッツリ系のチャンプルーを作るポイントは、干しシイタケを水ではなく、にんにく醤油に漬け込み、一晩かけてじっくり戻すことです。メリハリのある味わいに仕上がり、スタミナたっぷりの一皿になります。
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にらの酢味噌和え
体を温めるにらと味噌を組み合わせた、酢味噌和えのレシピです。にらはさっと茹で、玉ねぎは自然塩でもんで、酢味噌と和えるだけ。身近な食材、調味料で簡単に作ることができるので、もう一品欲しい時におすすめです。
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豆腐のカルパッチョ にらソース
にらソースをかけていただく、豆腐のカルパッチョのレシピです。にらと相性のいいごま油を組み合わせて、パンチをきかせたにらソースは、豆腐以外にも温野菜にかけたり、チャーハンに加えたり、いろいろなお料理に使えて便利。
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2016.04.01(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平