Magnificent View #899
タビニュ寺院(ミャンマー)
(C)J. A. Kraulis / Masterfile / amanaimages
ミャンマーの古都バガンには、大小さまざまな寺院や仏塔が立っている。なかでも最大級のものが、高さ65メートルのタビニュ寺院だ。
レンガ造りの建物は、1140年、パガン朝第4代国王のアラウンズィトゥ王によって建立された。「タビニュ」とは、全知者、つまり仏陀を表しているのだという。
一面に畑が広がる素朴な風景のなかに立つこの寺院。外観こそやや武骨なイメージだが、なかに一歩入れば、雰囲気は一変する。白い回廊に、金箔を貼られた大小さまざまな仏像が置かれた内観は、まるで美術館のよう。
この寺院の向かいには、第二次世界大戦の日本人戦没者の慰霊碑を置くタビニュ僧院もある。いわゆる観光地ではないが、タビニュ寺院とあわせて参拝する日本人旅行者も多いようだ。
文=芹澤和美
