【京都文化博物館 別館 旧 日本銀行京都支店】「辰野式」と称される赤レンガに白のラインを効かせた外観。屋根の小窓から自然光を取り入れている。 【長楽館】本館3階からの眺め。手前の塔は、大雲院の祇園閣。 明治の煙草王・村井吉兵衛の別荘であった建物。伊藤博文によって「長楽館」と名付けられたそう。カフェ利用できるロココ調の部屋には、バカラ社製のシャンデリアなど、当時の貴重なものが今も現役で使われている。 ランプやステンドガラスは当時のまま。家具などの調度品を含め、建物は京都市有形文化財に指定されている。カフェ・レストラン利用以外に宿泊も可能。 ランプやステンドガラスは当時のまま。家具などの調度品を含め、建物は京都市有形文化財に指定されている。カフェ・レストラン利用以外に宿泊も可能。 宿泊客だけが入ることができるエリアには、和室もあり。 1988年から京都文化博物館の別館となり、一般公開されるように。一歩足を踏み入れると天井の高さに圧倒される。 元銀行だったことがわかるカウンター。大理石の美しさに見惚れる。 天井の寄木の組み方は部屋によって変わる。 時計台の時計は、ドイツのシーメンス製のもの。※2003年に外観や内装の雰囲気はそのままに改修工事をしている。 武田建築の特徴の一つともいわれる柱上部のモダンな飾りにも注目したい。