ラーマ5世の時代に完成したワット・サケットの黄金の仏塔。中には、仏舎利(釈迦の遺骨)を納めている。 黄金の丘の麓の境内から、頂上に立つ仏塔を望む。 タイの国旗が見え始めたら、頂上まであと少し。 旧王宮エリアの向こうに、高層ビル群を見渡す。 建立は、現王朝以前、14~18世紀のアユタヤ王朝時代まで遡る。堂内には、いくつもの仏像や黄金の涅槃像などが祀られている。 仏教が日常に根付くタイ。仏舎利が納められているこの寺院には、多くの人が参拝に訪れる。 「19世紀にバンコクを襲ったコレラにより、ワット・サケットは死体を待ち構えるハゲタカで溢れていた」という伝説を語り継ぐ石像。 階段の途中にある大きな銅鑼。3回鳴らすのが参拝作法。 境内に入ると、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿が迎える。