「桃と初夏の野菜コース」
では「桃と初夏の野菜コース」をご紹介しましょう。
アミューズは「トマトとバジル、夏野菜のエクレア」。クリームチーズとトマトのムースの上に透明なバジルとトマトのジュレをのせたグラス。エクレアは、実千留さんがジャガイモのクリームの上に季節の野菜とエディブルフラワーやハーブをピンセットで一つ一つのせて仕上げたもの。トマトや野菜、ハーブをさわやかに味わうスターターです。
続いては、オードブルの「冷製桃パスタ」。桃の旨みをしっかり味わえる冷たいパスタは、これだけを食べに来たくなるほどおいしい。添えられたディルを入れたリコッタチーズを混ぜると、また異なる味わいに。
次は「冷製コーンスープ」。冷たいトウモロコシのスープの下には、キャラメルと焦がし醤油のジュレ。さらに、焦がしたトウモロコシをバターソテーして上に浮かせてあり、まさにどこか懐かしい屋台の焼きトウモロコシの味。黒胡椒がアクセントです。
グランデセールの前のお口直し・アヴァンデセールの「トロピカルフルーツ」は、タイムの香りをつけたパッションフルーツのスープに、キウイ、パイナップル、マンゴープリンを浮かべ、バナナとココナッツのソルベをトッピング。さらにその上にココナッツのメレンゲをおいて、食感の楽しさをプラス。ピンクペッパーとタイムを飾った夏らしい、軽やかなスープデザートです。お口直しの小さなデザートを思っていたら、しっかりしたボリュームでした。
そして、いよいよグランデセールの「ピーチメルバ」。和歌山のあら川の桃のコンポートを1/2個、味わいます。ルバーブとベリーの赤いソースには、桃をコンポートしたシロップと紅茶のゼリーが入っています。特別栽培されたバラの花びらとソース、桃を口に入れるとそれぞれの風味や香りが広がり、とても優雅な気分。途中で、添えられた自家製のバラのお酢をかけると味変して、すっきりさわやか。桃の新しい贅沢な味わいが楽しめて、大満足。
食後の飲み物にはレモン風味の「フィナンシェ」がついていました。
