「アシェットデセール」とは、フランス語のassiette(皿)とdessert(デザート)を組み合わせた造語で、「一皿仕立てのデザート」のこと。19世紀末から20世紀初頭、フランスの高級レストランが始まりで、今や世界中のグランメゾンや星付きレストランでのスタイルになっています。日本でもフレンチレストランのデザートといえばアシェットデセール。さらに、日本ではフランス菓子文化が広く知られるようになった2000年代に、アシェットデセール専門店が誕生。味・見た目・香り・食感・温度という五感すべてを楽しませるアシェットデセールのコースは、スイーツ好きならぜひ体験したいもの。
グラスのお菓子にプレートのお菓子2品と焼き菓子といった、お菓子だけのアシェットデセールコースを出すお店が多いなか、オンリーワンなコースを供するお店を見つけました。その名も「ミチル アシェット デセール(Michiru assiette dessert)」。実千留さんが営む、カウンター6席のこぢんまりしたお店です。
阪急箕面線牧落駅から線路沿いに北へ歩くこと約6分。ブルーの外観が印象的なお店は、なんと、2022年2月にCREA WEBで公開された「よもぎや」さんの2軒北隣でした。
伺った7月は「桃と初夏の野菜コース」。カウンターには、コースの内容とドリンクのメニュー。コースは1ドリンク付きなので、まずはドリンク選び。ブレンドから焙煎までこだわった特注のコーヒー、フレッシュハーブティーや紅茶、自家製のシロップを炭酸で割るスパークリングジュースなど、その月のデザートとの相性の良いドリンクが数種類用意されています。
食前のドリンクをセットしたら、実千留さんが、一皿一皿を目の前で仕上げていきます。そのライブ感も大きな魅力。
