指摘ポイント【3】:目まわりが暗く、抜け感がない!

「チャームポイントの目もとを活かしたいとのことですが、アイラインやエクステの黒っぽさが目立って、抜け感がないように見えます」(平尾さん)

アップデートアドバイス:パープルのハイライトで明るさを出し、抜け感と立体感を演出

 チャームポイントの目もとを活かすために、目まわりは明るくするのが鉄則!

「まずイエローのコンシーラーで目まわりの赤みを補正してから、頬の高いところ(赤い点線で囲ってあるところ)にパープルをハイライトとしてのせました。リキッドタイプは、肌から浮くことなくなじみ、全体のトーンを整えるので、初心者にもおすすめです」(平尾さん)

BERORE画像、AFTER画像を並べてチェック!

使用アイテム

 薄いヴェールをかけたように自然に補正できるコンシーラー。美容液成分配合で、乾きがちな目まわりも乾燥知らず。赤みを抑えてクリアな印象に導く04のイエローと、透明感と明るさをプラスする05のラベンダーを使用。

 アートメイクとまつ毛のエクステで“黒”の印象が強くなってしまっていて、暗く見えてしまっていた「いつものメイク」。眉、目もと、そしてハイライトをアップデートしたことで、驚くほどフレッシュな印象に!

 3カ所のアップデート以外は、「チークは、血色の延長線上にあるソフトピンクを高めの位置に、広く薄くなじませました。また、口もとはリップライナーで形を少し補正してから、ツヤのあるモーヴカラーをぼかしながらつけました」と平尾さん。今すぐ真似したいポイントが多数!

[メイクに使用したその他のアイテム(すべてルナソル)]

・ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ)05 ケース1,100円、レフィル2,750円
・ルナソル フュージングカラーリップス 03 4,620 円。

藤田さん、メイクの感想を教えて!

 アートメイクを入れた眉毛が悩みの種でしたが、コンシーラーで形を整えつつ、茶色のアイシャドウで薄く眉を作ったことによって、目元と馴染んだバランスの良い眉毛になりました。目は縦幅を意識して広げ、ピンク系のカラーを主に使ったことで、普段とは違った可愛い系になり、自分ではあまりやらないメイクなのでとても楽しかったです!

●教えてくれたのは……

平尾清香さん(写真左)

花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターメイクアップアーティスト。メイクブランドの開発アドバイスや撮影、美容技術開発、情報発信、社内外のメイク教育などを行う。トレンドメイク提案を主とし、化粧品のルーツや歴史分析にも携わる。

吉谷真由美さん(写真右)

花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターヘア&メイクアップアーティスト。メイクブランドの開発アドバイスや撮影、美容技術開発、情報発信、社内外のメイク教育などを行う。トレンドを踏まえながらなりたい印象を叶えるヘア&メイク提案が得意。今回は主にヘア担当。

【取材協力】
カネボウ化粧品 ルナソル

フリーダイヤル 0120-518-520
https://www.lunasol-official.com/

増本紀子(ますもと のりこ)

美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティ、フェムケアまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆

Column

増本紀子のビューティレスキュー

肌年齢マイナス25歳の美肌を誇る美容エディター&ライターの増本紀子さんが、季節ごとのビューティのお悩み解決に役立つ厳選アイテムやとっておきのケア法をお届け!