新宿駅から出てすぐ、毎年お花見を楽しむ人たちでにぎわう新宿御苑まで徒歩約10分。この好ロケーションに位置する新宿タカシマヤ タイムズスクエア地下1階の食料品売場「グルメスクエア」は、全国の名店の味が一堂に会した美食の殿堂です。

 お花見弁当ならみんながあっと驚く華やかなものを、お花見パーティーへの手みやげには、ちょっと気の利いたおしゃれなものを選ぶと、場がぱっと盛り上がります。数ある春限定テイクアウトグルメのなかから、みんなに「いいね!」と言われるテイクアウトグルメを紹介します。

◆ なだ万厨房|お花見御膳「はるうらら」1,944円

菜の花、たけのこ、さつまいも、なす、にんじんなど、野菜をふんだんに使ったお弁当「はるうらら」1,944円。

 ちらし寿司の明るい彩りがお花見にぴったりの「はるうらら」は、旬の野菜をふんだんに盛り込んだヘルシーな二段弁当。

 上の段には、サーモントラウトの「鮭西京焼」や、イカの表面に包丁目を入れて松笠のように仕上げた「松笠烏賊」「昆布巻」「丸十蜜煮」「鶏つくね焼」など、名店の技が光るおかずが18品。

 下の段には、蟹のほぐし身、とびこ、椎茸、花蓮根、厚焼玉子、隠元豆を彩りよく取り合わせた「ちらし寿司」が収められている。甘味の「わらび餅」が付くのもうれしい。

[販売期間] 2016年3月16日(水)~4月10日(日)

◆ シェ松尾|「ムニュ プリフィクス」3,780円(要予約)

南仏風野菜の煮込み「ラタトゥイユ」やパテ・ド・カンパーニュなど9種の前菜とメインの米料理、2種の焼き菓子が付く「ムニュ プリフィクス」3,780円。※ご注文は2人前から。写真は1人前

 フレンチの名店「シェ松尾」がお花見シーンに提案するのは、ワインと相性のよい9種の前菜とメインの米料理、デザートの焼き菓子をセットにした、コース仕立ての「ムニュ プリフィクス」。

 前菜は、グリーンピースとベーコンとタマネギの軽い煮込み「プティ・ポワ・フランセーズ」や「若鶏もも肉のバロティーヌ エストラゴン風味」など、正統派のフランス料理。

 メインの米料理は、イトヨリのポワレを添えたパエリア「パエリア・プランタニエ」または「メキシコ産サーロインステーキを添えたガーリックライス」のいずれかをチョイスして。

[販売期間] 2016年3月16日(水)~4月10日(日) ※予約は引き取り日の4日前まで

◆ 皇朝|「選べる中華コース弁当」3,001円(要予約)

「選べる中華コース弁当」3,001円はメインとデザートが二択となる。左写真のメインはフカヒレ姿煮。右写真はゴマ団子とマンゴープリン。

 中国料理世界チャンピオンの店「皇朝」は、横浜中華街で大行列の人気店。

 期間限定で登場する「選べる中華コース弁当」は、お弁当のメインのおかずとデザートをチョイスできるコース仕立ての中華弁当。メインのおかずは、エビ・イカ・平貝をXO醤で炒めた「海鮮XO醤炒め」または「フカヒレ姿煮」(写真)の2種から、お好みのほうを選んで。

 デザートは「杏仁豆腐」または「マンゴープリン」のいずれかを選び、黄金色のもっちりした「ゴマ団子」と共にお楽しみあれ。

[販売期間] 2016年3月16日(水)~4月10日(日) ※予約は引き取り日の4日前まで

◆ 料亭 秀|「秀 お花見セット」4~5人前 8,640円(要予約)

メインのお寿司をチョイスできる和風のお花見セット「春のオードブル」8,640円(4~5人前)。

 「料亭 秀」は、大正10年に東京・品川で寿司屋として創業し、現在も店内に寿司カウンターを残す料亭。

 料亭の職人技が光る「鰆の木の芽みそ焼」や「椎茸海老真丈揚げ」などの前菜10種と、2種のお寿司から1種を選んでセットにする「秀 お花見セット」は、いかにも日本酒が進みそうな内容となっている。

 お寿司は、太巻(16切れ)または新感覚の料亭巻寿司「巻之助」(16個)のいずれかを選ぶ仕組みで、「巻之助」は持ち帰り専用の名物。普通の巻寿司では使わない野菜や肉類も具材として使われているので、新しもの好きの人はぜひお試しあれ。

[販売期間] 2016年3月16日(水)~4月10日(日) ※予約は引き取り日の4日前まで

2016.03.16(水)
文=小松めぐみ
撮影=釜谷洋史