ここ数年、劇的な進化を遂げている、かき氷。ざくっと削った氷にカラフルなシロップをかけ、頭をキンキンさせながら食べていたのはもはや昔のこと。最近は天然氷を扱う店も多く登場し、一皿ペロリ、といただけるふわっふわのかき氷がトレンドとなっている。

 味のバリエーションも、フルーツにお茶、醬油、味噌、お酒、チョコレートなど、お店ごとに趣向を凝らした自家製シロップが楽しめ、なかには氷自体に味がついているものも。この夏は“ツウ”を気取って、お気に入りのかき氷を見つけてみては?

» 第2回 京橋「100%チョコレートカフェ」
» 第3回 三宿「和kitchenかんな」
» 第4回 原宿「ぎおん徳屋」
» 第5回 表参道「ICE MONSTER」
» 第6回 六本木「yelo」
» 第7回 桜新町「雪うさぎ」

◆ 志むら <目白>

生いちご 900円(税込)

流れ落ちる真っ赤なイチゴに魅せられて

 昭和20年から目白に店を構える和菓子店。名物「九十九餅」に負けじとかき氷の人気も高く、絶壁のような氷に静岡産「紅ほっぺ」を使った自家製シロップ漬けをたっぷりかけた、「生いちご」は圧巻! 果実感と甘酸っぱさが口いっぱいに弾ける。数量限定で八ヶ岳の天然氷も選択可能(+100円)。※天然氷のみ通年販売の予定

志むら
所在地 東京都豊島区目白3-13-3
電話番号 03-3953-3388
営業時間 9:00~19:00(喫茶室10:00~18:30L.O.)
定休日 日曜(8/16~21は夏休み)

2015.07.07(火)
text=Rieko Seto
photographs=Tamon Matsuzono

CREA 2015年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

すぐできる、夏休みっぽいこと

CREA 2015年8月号

すぐできる、夏休みっぽいこと

定価780円