山鉾のテーマを知って、より楽しもう
それぞれの山鉾にはテーマがあります。能の脚本ともいえる謡曲は、安土桃山時代から江戸にかけて大流行したそうです。例えば、「黒主山」の御神体は大伴黒主で六歌仙のひとり。謡曲「志賀」の桜を仰ぎみるシーンが再現されています。日頃は能には親しみがなくとも、こうした背景を知っておくと、祇園祭をより楽しめるでしょう。






京都祇園祭
URL http://www.gionmatsuri.jp/

小林禎弘
フォトグラファー。京都市生まれの京都市育ち。同志社大学を卒業後3年間の公務員を経て撮影の世界へ。雑誌、書籍、広告を舞台として、京都を中心に西日本を幅広くカバー。「撮影歴30年ですが、それくらいでは京都の事はまだまだわかりまへん」。

写真で楽しむ京都祇園祭
2015.07.12(日)
文・撮影=小林禎弘