Magnificent View #601
シュヴェリーン宮殿(ドイツ)
(C) Lothar Wels / Masterfile / amanaimages
ドイツ北東部の街シュヴェリーンは、「7つの湖の街」と称される美しい古都。湖に浮かぶ島に立つのは、北ドイツ屈指の名城として知られるシュヴェリーン宮殿だ。無数の塔や丸屋根を備えたロマンティックな外観が、湖面に映える。
宮殿が建てられたのは、1500年頃。19世紀中頃に、メクレンブルク公のフリードリヒ・フランツ2世により改装され、現在のような美しい姿になった。建物のモデルになったのは、フランス・ロワール地方のシャンボール城だという。
内部は一般公開されていて、象嵌細工や金箔貼りで飾られた豪華な内装を見学することが可能。色鮮やかな大理石の柱と金メッキが施された扉を備えた「謁見の間」や天井の漆喰が見事な「花の間」など、豪華な造りに目を奪われる。
毎年夏には、庭園で音楽フェスティバルを開催。星空の下でプッチーニやヴェルディのオペラが上演され、各国からの観光客が訪れている。
文=芹澤和美
