Magnificent View #396
マッコーリー島(オーストラリア)
(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
オーストラリア領マッコーリー島は、ニュージーランドと南極との間にある絶海の孤島。南北約34キロ、東西は最大でも5キロという極細の形をしている。
島は風があまりにも激しいため木が生えず、植物は育たないし、もちろん無人島。だが、海洋生物にとってはこのうえなく棲みやすい場所のようだ。とくに、島の固有種であるロイヤルペンギンは85万羽が生息すると言われている。
20世紀初頭までは、羽毛を目的としたペンギンの乱獲が行われ、その数は激減。近年の保護活動により、回復しつつあるという。現在、生態系を守るため、一般人の観光目的での上陸は固く禁じられているが、タスマニア島からのクルーズツアーで、船上からペンギンが群れる様子を眺めることができる。
文=芹澤和美
