自動で掃除をしてくれる便利なロボット掃除機は、欲しい家電のひとつ。日本のみならず、ドイツやイギリスのメーカーもロボット掃除機市場に参入し、選択肢がぐーんと広がりました。今回は、最新モデル4つを取り上げ、どんな人にマッチするのかを紹介しましょう。

高性能プラスお手頃価格が魅力!

アイロボット「ルンバ622」
価格 49,000円(税抜・以下同)
URL http://www.irobot-jp.com/storeproduct/600series/#product

 ロボット掃除機と聞いて、まずイメージするのがアメリカのアイロボット社「ルンバ」という人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、ルンバは全世界で発売13年目を迎え、日本でも認知度の高いモデルです。

 最新モデルはエントリーモデルとなる「ルンバ622」。フルスペックの「800シリーズ」に搭載している「XLifeバッテリー」を搭載。従来の2倍となる約3年の長寿命を実現しました。

 ロボット掃除機はちょっと高くて手が届かない、という声も聞きますが、ルンバ622は高い掃除性能と便利な付属品を備えつつ、5万円(税抜)を切る価格を実現しました。

 では、掃除性能について紹介しましょう。人工知能が部屋の形状や家具の位置などを判断し、独自開発の高速応答プロセス「iAdapt」がその情報を瞬時に動作へと反映させます。

 さらに独自技術の「3段階クリーニングシステム」を搭載。

 サイドにあるブラシでゴミをまずかきだして、底面のパワーブラシでゴミをさらにかきこみ、吸引口でゴミを強力に吸い取ります。また、センサーが壁との距離をはかりながら走行するので、壁際もキレイに掃除してくれますよ。フローリングはもちろん、カーペットや畳の掃除もお任せなのがルンバの特徴。和室・洋室のある家にオススメです。

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2014.09.26(金)
文=にしかわゆみこ