Magnificent View #346
大神島(沖縄県)

(C) SHIGEYUKI UENISHI / SEBUN PHOTO / amanaimages

 宮古島から4キロほど北に、大神島という小さな島が浮かんでいる。

 その北岸の海に点在するのが、まるでキノコのような形をしたご覧の奇岩群だ。

 ノッチと呼ばれるこれらの岩は、もともとは陸地にあった。だが、島の隆起に伴い地表から海へと転げ落ち、長年にわたる海水の浸食によって下部が次第に削り取られ、現在の姿になったのだという。

 自らの重さに耐えかね、根元がポキリと折れてしまう岩も多いというから、もし見に行くなら今のうちかも。

 大神島では、50名に満たぬ島民が暮らす集落を除いた数多くの場所が聖域とされ、立ち入りが禁じられている。そして、この地で行われる祖神祭は、島外の人間は目にすることすら許されない秘祭。スピリチュアルかつミステリアスな島が、沖縄には残っている。

次の記事に続く 927もの原色の窓に彩られた シンガポールの美しき元警察署