日本のベストビーチに選ばれた与那覇前浜をはじめ、息をのむ美しさのビーチが島内に点在する宮古島。

 この春には、南の海を眺める最高のロケーションに最新のラグジュアリーリゾートが誕生するなど、島の魅力は進化中です。今回は聖地・大神島を紹介。

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【宮古島へのアクセス】
 宮古空港へは、東京から直行便が運航、所要時間は約2時間40分。また、宮古―那覇は便数豊富。毎日10便以上が運航し、所要時間約50分。そのほか石垣島、多良間島へのフライトもある。

大いなる神の宿る神秘の島へ

島の北部には波の浸食で根元を削られた奇石(ノッチ)がある。ここもパワースポットのひとつ

 宮古島の北部にある島尻漁港から船に乗り約15分。コバルトブルーの海に浮かぶ孤島、大神島は神様のいる神聖な島として、今も地元の人々から崇められている。長らく一般の観光客を積極的に受け入れてこなかったため、ここには南国の自然が手つかずのまま残る。熱帯魚が群れをなすラグーンは、シュノーケリングをするのに最高の場所だ。

 もっと観光客に足を運んでもらい、大自然の癒やしパワーを体感してもらおうと、2年ほど前にガイドさんが島を案内するツアーが誕生した。

自然が手つかずのまま残る大神島。こんな美しい砂浜が奇跡のように残っている

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photographs:Setsuo Sugiyama
text:Junko Kuroda
realization:Shojiro Yano