ベトナム航空のビジネスクラスを体験。スカイチーム加盟の信頼性とクオリティの高いサービス
今回の取材は、ベトナム航空のサポートによって実現した。ベトナム航空は、1956年に設立したベトナムを代表する航空会社で、世界的航空連合であるスカイチームにも加盟しており、国際基準の安全性やサービスのクオリティが認められている。
日本からは、成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港から直行便が運航されている。ベトナムへのアクセスに便利で、ダナンへも乗り継ぎなしで渡航できるのが強みの一つだ。
今回、ベトナム航空のビジネスクラスを体験。機内は品のよいクレージュを思わせる優しく淡い色を基調とした、洗練された空間。シートは柔らかな座り心地で、リクライニングによってほぼフラットな状態に変化させることができる。背の高いパーティションが隣のシートとの間に適度な距離を生み、プライベート感を演出してくれるのもうれしい。長時間のフライトも快適に過ごせるデザイン設計だ。
シートには、ブランケットやスリッパ、ポーチ、枕が備え付けられていた。全てがミルキーなピスタチオグリーンで統一されており、目にも優しい。ポーチは、アスピナル オブ ロンドンの上質なフルグレインレザーを採用したもので、旅の後も日常の小物入れとして活躍してくれそうだ。
ウェルカムドリンクは、シャンパンとオレンジジュースから選べる。機内食はアジアンテイストとヨーロピアンテイストの2種類から選択でき、今回はアジアンテイストをチョイス。メインディッシュは、生姜の風味が効いたあんをかけた鰻。日本食ともベトナム料理とも異なる一皿だが、親しみやすい味わいで、食が進む。
食後のドリンクには、ベトナムコーヒーを選択。濃いめで苦く、甘味が強いコーヒーの上には、ふわふわの泡が添えられ、デザート感覚で楽しめる、飲み応えがある一杯だ。食後にはチーズとフルーツも。さすが農業国のベトナム、フルーツはみずみずしく、最後まで満足感のある食事となった。
帰りの便では、ハノイ・ノイバイ空港を利用した。ハノイ・ノイバイ空港のベトナム航空のラウンジは、今年1月にリニューアルオープン。面積は約3倍に拡大し、席数も大幅に増加。これにより、利用者がさらに快適に使えるように。テーブルも低めに統一されており、広々とした印象だ。
ラウンジでは、ドリンクやビュッフェのほか、シャワールームやマッサージチェアなども用意されている。ビュッフェでは、ベトナム料理も味わうことができ、出発前に現地の味をもう一度楽しめるのもうれしい。各所に電源があり、フライトまでの時間を活用してPC作業も可能。リラックスするもよし、仕事を片付けるもよし。思い思いの過ごし方ができる。
ロッカーも設置されているため、ひとりで過ごす場合でもシャワーを浴びたり、身軽に過ごしたりできる。
楽しい旅であっても、長距離移動にはストレスがつきまとう。だからこそ、搭乗前や機内で過ごす時間をいかに快適にできるかも、旅の満足度を左右する大切な要素だ。
雄大な山々や棚田、少数民族の文化、そして観光地として発展を続ける街の活気。サパには、都市部のベトナムとはまた異なる表情がある。ハノイからさらに足を延ばすからこそ出合える風景や文化は、旅の記憶に深く残るものだ。そんな旅を支えてくれるのが、移動時間そのものを快適に過ごすための工夫。ベトナム航空のビジネスクラスやラウンジを活用すれば、目的地での体験だけでなく、旅の始まりから終わりまでを心地よく楽しめる。
文=CREA編集部
