開業わずか1年で「世界のベストホテル第1位」に

 豊臣秀吉が天下統一の拠点として築いた巨大城郭・大阪城。昨年、壮観な天守閣が特徴的なこの名城を望むラグジュアリーホテル「パティーナ大阪」が開業した。

 「パティーナ大阪」は、シンガポールを拠点とするカペラホテルグループの日本初進出となるホテルとして、2025年5月にオープン。開業わずか1年でトラベル・アンド・レジャーの「世界のベストホテル第1位」に輝き、「The 50 Best Hotels 2026」第33位に選出された。

 1階のエントランスへ足を踏み入れると、まず大阪城をオマージュした石垣や、水堀に見立てた水盤が目に入る。そこからエレベーターで最上階の20階に向かうと、大阪の景色を一望できるレセプションが。眼下には大阪城と公園の緑が広がり、ゲストは到着の瞬間からこのホテルの眺望に引き込まれる。

 レセプションを見上げると、天井には、大阪城の天守閣の破風を想起させる斜めの梁が広がる。エントランスには石垣と水盤が、最上階には天守閣を思わせる梁が設えられたこのホテルは、まさに窓辺に広がる大阪城と呼応しあっているのだ。

全部屋に茶室が備わる極上の客室

 チェックインを済ませ、客室へ。221ある客室のすべてに畳の茶室が設けられ、靴を脱いでゆったりとくつろいだり、静かにメディテーションの時間を過ごすことができる。

 「音楽」を重要なブランドコンセプトのひとつとするパティーナ大阪。客室内にはターンテーブルや精密なサウンドシステムが備わっており、優美な音色がもたらす至極の空間にも客人を誘う。

 ベッドヘッドの上には、大阪城の石垣の一角を和紙で表現した作品が。客室のインテリアの一部には、大阪が銅精錬の拠点だったことに着想を得て銅が多用されていたりと、大阪の歴史からのインスピレーションが随所にちりばめられている。

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