外はサクッ、内側はもっちりとした至福の味わい

惜し気もなくイチゴやバナナ、ブルーベリーが載せられた“フレッシュフルーツパンケーキ”(シングル1,480円)。

 激戦が続くパンケーキの世界に、またまた期待のニューカマーが登場した。

 2014年6月23日(月)、ハワイに本店を構える「モエナカフェ」の日本1号店が、数々のパンケーキの名店がしのぎを削る原宿にオープンしたのだ。

 モエナカフェの本店は、ワイキキから車で15分ほどの郊外にある。近くの住民はもちろん、噂が広がり、遠くからわざわざ訪れるゲストも多い名店だ。ここ最近、ガイドブックなどに掲載されることにより、知名度も上昇してきた。

 現地の著名雑誌「ホノルルマガジン」が主宰するグルメアワード「ハレアイナ賞2013」の朝食部門では、オープン1年目にして、“Top Write-in Vote”、つまり口コミNo.1を意味する賞にも輝いている。

 本店のシェフは、ワイキキ最古の高級リゾートホテル「シェラトン・モアナ・サーフライダー」(現「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」)でヘッドディナーチーフを務めたエリック・チャン。

 彼の作るパンケーキは、焼き方からソースのレシピまで、すべてにこだわっている。盛り付けの繊細さにも、感嘆してしまう。特筆すべきはその生地。外はサクッと、内側はもっちりとした味わいは、まさに癖になる。

2014.06.30(月)