Magnificent View #250
メトロポリタン大聖堂(メキシコ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 メキシコシティには、ソカロと呼ばれる一辺200メートル強の巨大な正方形の広場がある。ここは、15世紀のアステカ帝国時代から、政治と宗教の中心として機能してきた。

 道路を挟んだその北側に聳えるのが、メトロポリタン大聖堂。ラテンアメリカ最大級の教会である。

 もともとこの場所には、先住民が崇拝していた神殿が存在した。この地を征服したスペイン人コルテスは、破壊した神殿の石材を新たな教会の建造に転用したという。

 16世紀から300年もの歳月をかけて完成したこの教会には、ルネサンス、バロック、新古典主義と、多様な建築様式が入り混じっている。

 迫力に満ちたファサードをくぐったなら、そこには華麗なる空間が広がる。祭壇や聖具室の贅を凝らした装飾には、誰もが目をみはるはずだ。

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