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雨の音で目が覚める、そんな朝が増えてきました。ジメジメとした空気に、なんとなく体も重く感じる日が続いていませんか。国際中医薬膳師のさとうあいさんに、湿気が多い日に取り入れたい薬膳レシピを教えてもらいました。
「最近、顔がむくみやすい気がする」
「足元がだるくて、夕方になるとパンパンに……」
そんな体の変化、気のせいではなく、体に湿気がたまってきているサインかも。
梅雨の時期は、湿気の影響で体の中にも水分が溜まりやすくなる季節。特に、もともとむくみやすい水たまり体質の方は、この時期に不調を感じやすくなります。朝起きてもスッキリしなかったり、いつもより疲れが抜けにくかったり。そんなときこそ、日々の食事で体を労わることが大切です。
今回は、そんな“水たまり体質”から抜け出すための、梅雨におすすめの薬膳ご飯をご紹介します。むくみや重だるさが気になる方も、ぜひ今日からできるケアをして取り入れてみてくださいね。
◆甘酒で作るタンドリーチキン

ヨーグルトの代わりに甘酒を使って、まろやかに仕上げたタンドリーチキン。鶏胸肉は、体を温めて、疲れを回復させる働きがあります。そこに、巡りを良くするスパイスや生姜を組み合わせて、余分な水分を排出する工夫を加えました。湿気で重だるくなりやすい梅雨の体にぴったりの薬膳メニューです。
柔らかくジューシーなお肉に、ふんわり広がるスパイスの香りと、ほんのりとした甘さがアクセント。食欲が落ちやすい時期でも、食べやすい味わいに仕上がります。甘酒は、お腹を温めたり、疲れた体にエネルギーを補ったりしてくれる頼もしい存在。冷たいものを摂りがちなこれからの季節に、ぜひ取り入れたい食材です。下味をつけて焼くだけなので、忙しい日にも手軽に作れるのが嬉しいポイントです。体の中からスッキリ整えて、梅雨の水たまり体質をリセットしていきましょう。
●材料(4人前)

・鶏胸肉:1枚
・生姜:10g
・にんにく:1片
<漬け込み用調味料>
・甘酒:100cc
・カレー粉:大さじ1
・クミンパウダー:小さじ1
・チリパウダー:小さじ1
・オレガノ:少々
・塩:小さじ1/4
●作り方
(1)鶏胸肉は皮を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
生姜とにんにくはすりおろします。

(2)袋に(1)の食材、<漬け込み用調味料>を入れて下味をつけます。
1時間ほどおくと、味がしっかり馴染みます。

(3)フライパンを温め、鶏肉を並べます。

(4)弱火で両面を焼きます。
※強火にすると焦げやすいので注意しましょう。

(5)焼き上がったら器に盛り付けて完成です。

2025.06.27(金)
文・撮影=さとうあい