[2]運転音が静かでコンパクトな「デシカント方式」
冷媒を使わずに「デシカント」という乾燥剤で湿気を吸着し、ヒーターで乾燥させて水滴にするタイプです。
<メリット>
・低温時の除湿機能が高いので、冬場も使える。
・本体がコンパクトで移動しやすい。
・運転音が静か。
<デメリット>
・ヒーターを使うので室温が上がりやすい。(3~8度)
・ヒーターを使うため、消費電力が高い。
デシカント方式の代表的なモデル
■待機電力0.1Wの省エネ設計&ワイド送風が魅力
パナソニック「F-YZKX80」
オープン価格(実勢価格40,000円)
送風の幅を約165センチとワイドにしたモデル。従来機種の送風範囲約60センチと比べると、倍以上も幅広く風を送れるので、衣類を室内にズラリと並べて干した時に便利です。
「ナノイー」を送風するモードも搭載。衣類についた臭いも脱臭できます。
待機電力は0.1Wと省エネ設計なのも見逃せません。
・除湿可能面積は~19畳(50/60Hzともに) ※コンクリート造の部屋の場合
・除湿能力は7.4L(50Hz)/7.5L(60Hz) ※1日あたり
■部屋干しの生乾きのニオイを抑制
東芝「RAD-DS63X」
オープン価格(実勢価格約30,000円)
洗濯物の量や干す場所に合わせて、風向きを上・下・広角の3方向に調節できるモデル。部屋干しの生乾きのニオイを抑制するピコイオンも採用。さらに、センサーで室温や湿度に応じて運転を切り替える「ecoモード」を搭載。
運転音は「静音モード」で約29dBととても静かなので、寝室や子ども部屋に置くのも良さそう。
・除湿可能面積は~16畳(50Hz)/14畳(60Hz) ※コンクリート造の部屋の場合
・除湿能力は6.3L(50Hz)/6.0L(60Hz) ※1日あたり
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2014.05.26(月)
文=にしかわゆみこ