[3]2つの方式のいいとこ取り! 「ハイブリッド方式」
コンプレッサー方式とデシカント方式を状況に合わせて切りかえて使うタイプ。
<メリット>
・年間を通して除湿能力が高い。
・運転音が静か。
・デシカント方式よりも室温の上昇が抑えられる(1~8度)
<デメリット>
・2つの方式を採用しているので、本体が重くて大きめ。
・価格が高め。
ハイブリッド方式の代表的モデル
■自動でカラッと衣類を乾かすモードが便利
パナソニック「F-YHKX120」
オープン価格(実勢価格約57,000円)
衣類の量を見分けて乾燥させ、乾いたら自動で運転を停止する「エコナビ」機能を採用。さらに「カラッとキープ」機能を使えば、洗濯物が乾いた後も、室内の湿度を約55%のままキープ。この機能を使えば、せっかく衣類が乾いたのに除湿運転が止まったため湿度があがり、衣類が再び湿気を含んでしまう、ということがありません。
ワイド送風機能も採用。さらに「ナノイー」送風で衣類についた臭いも除去できます。本体下部にはキャスターが付いているので、移動がしやすいのも◎!
・除湿可能面積は~23畳(50Hz)/~25畳(60Hz) ※コンクリート造の部屋の場合
・除湿能力は9L(50Hz)/10L(60Hz) ※1日あたり
除湿方式を理解すれば、どれが自分に合うか選びやすくなります。
例えば、梅雨から夏までしか除湿機を使わないという人はコンプレッサー式。結露など冬場の湿気にも困っている人はデシカントという選び方もできます。どっちも便利そうだなと悩むのなら、ハイブリッド式で年間を通して使うという手もありますよ。
にしかわゆみこ
総合家電アドバイザー。雑誌やWebを中心に家電の最新情報から女性に嬉しい便利な使い方などを紹介。趣味は食べ歩きと映画鑑賞。好きな映画をみて美味しいお酒を飲むのが至福の時!
Column
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2014.05.26(月)
文=にしかわゆみこ