大嫌いだったはずの父が「がん」になった。いつも理不尽に当たり散らしていた暴君は、別人のように大人しくなり、人の手を借りなければ食事も、風呂に入ることもできないほど弱ってしまった。家庭内は平和が訪れ、もう父の顔色を窺う必要もない。それなのに、娘・よえ子の気持ちは晴れるどころか、モヤモヤとした感情が募るばかり……。
余命宣告された父と娘の家族再生を描いた『父を怒らせたい』(小学館)より、第1話を公開。
》【著者インタビュー】「“昭和の父”を描いたら、『それは毒親だ』と読者に指摘されて…」父を看取った経験から生まれた家族再生の物語


父を怒らせたい(1)
定価 770円(税込)
小学館
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2025.07.04(金)
マンガ=おかくーこ