使用の際、電源ケーブルをつなぐ必要がなく、ゴミやホコリが気になった時にすぐ掃除ができる便利なコードレスクリーナーが注目を集めています。ダイソンやエレクトロラックス、ティファールなどの海外メーカーのみならず、国内メーカーからも新モデルが続々登場。今回は、日立の新モデルを徹底チェックしてみました。
国内メーカーならではの、気配り設計が魅力
日立「コードレススティッククリーナー PV-BA100」は、シャンパン(写真)とマグノリアのほか、レッド(3月発売予定)の3色展開。写真のように充電台に本体を立てかけてバッテリーをチャージします。充電時間は約4時間。連続使用時間は、標準で約30分、強モードで約12分。
日立「コードレススティッククリーナー PV-BA100」
オープン価格(実勢価格約40,000円)
URL http://kadenfan.hitachi.co.jp/clean/lineup/pvba100
充電しない時は、充電台の背面にこのように電源ケーブルをぐるぐると巻きつけられるのでケーブルが邪魔にならないのがいいですね。付属のブラシはスタンドに差して収納できるのもポイント。クリーナーの付属ブラシって置き場所に困りますよね。私はクローゼットの奥にしまいこんで、引っ越しや大掃除の時に「あ、こんなところにあった!」と発見することが多々ありました。こうやって充電台にブラシが収納できれば、取り出しやすいし片付けも簡単。この気配りは国内メーカーならではです。
自走式のヘッドで操作がしやすい
さっそくスティックの状態にして、掃除をしてみましょう。
運転の入/切や、パワー切り替えはハンドル部分のボタンで操作できます。
ヘッドにモーターを内蔵し、ブラシを強力に回転させることでゴミをかきあげながら前に進む自走式を採用。確かに軽く本体を動かすだけでスイスイと前に進んでくれます。スティックタイプは本体が重いなと感じることがありますが、こうやってヘッドが自走してくれると、重さはあまり気になりません。ハンドルを左右に軽く動かすだけで、ヘッドの向きが変わるので、壁際などの掃除もしやすいですよ。
さらにヘッドには6つのLEDランプを搭載。ソファやベッドの下など暗い所のゴミがよく見えます。
ちなみに、充電台がなくても本体は自立するので、家具を動かしながら掃除をする時に本体を壁に立てかける必要もありません。さらに運転中にヘッドを持ち上げるとブラシの回転が自動で止まるので、バッテリーの無駄使いも防げますね。
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2014.03.05(水)
文・撮影=にしかわゆみこ