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◆福壽堂秀信「ふくふくふ」

和菓子店が生み出した新食感の蒸しケーキ
1948年創業の大阪帝塚山に本店を構える和菓子店の一風変わった和洋菓子「ふくふくふ」。
米粉をブレンドした生地に餡を混ぜて蒸し上げる独自製法により、しっとりもっちりとした食感が誕生。また、素材の味わいを引き出すため、バターではなく米油を使うなど、細部にまでこだわりが詰まっている。
自家製餡とかのこ豆を練り込んだ「小豆」や、香り豊かに広がってゆく「抹茶」などの定番のほか、あべのハルカス近鉄本店でのみ「キャラメル」が購入可能。口に広がるキャラメルの程よい甘さは、日本茶、紅茶、コーヒーなど、どんな飲み物も受け止めてくれる。
福が繰り返し訪れるようにとネーミングされた「ふくふくふ」。お祝いのギフトなどハレノヒの贈り物としても重宝するので覚えておきたい。
2025.03.09(日)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史