〈「環八に立ち食いそばは何軒ある?」環八初のマックとサイゼ、隈研吾の名建築の先に見えて来たのは...〉から続く
「環八通り沿いに立ち食いそば屋は何軒ある?」調査は4日目最終日に突入した。今回は上野毛から羽田まで歩いて調査することにした。距離は18キロ、所要予定時間は4時間だ。
環八と聞けば、主要幹線道路を短絡する便利で重要な幹線道路で、沿線には大きな工場やショッピングモールなどがあるのだろうと短絡的に想像していた。それなら立ち食いそば屋もあっていいはずだというわけである。つまり沿線にはどんな街並みが続いているのか大変興味があった。
環八の歩き方・実施方法
・赤羽岩淵から出発して、そのまま環八の内側(羽田方面)の道路の歩道を歩く。
・高架やトンネル部分は側道を歩く。
・脇道に面した部分にある店はカウントしない。
・何日かに分けて終点の羽田付近まで徒歩で移動する。
上野毛から東横線田園調布橋まで4日目スタート
9月14日、午前10時40分、晴れ。最終日も猛暑である。上野毛駅に降り立った。ここから4日目最終日がスタートである。過去3日間とくらべ距離と時間は相当長く、少し不安だ。熱中症に要注意だ。
スタートするとすぐに第三京浜の出入り口に到着。そこにはラーメンショップ「なかむら屋」があった。ここは一度閉店していたような記憶だが、現在は営業している。この出口すぐという立地で相当昔からあった。
第三京浜を渡ると野毛公園と等々力渓谷が現れる。倒木のため等々力渓谷は現在通行禁止となっている。目黒通りを過ぎると「マクドナルド」と「ワークマンプラス」が現れた。
ケーキが有名な、「AU BON VIEUX TEMPS DELI」ファミレスの「ロイヤルホスト尾山台店」、ハイソなスーパー「ナショナル田園」と続く。
ここより先は、少しラーメン屋が点在するようになってきた。田園調布橋で東横線を渡ると環八は坂を下って雪谷大塚方向へ進んでいく。この辺りの道路はとても空いていて流れが良い。上野毛から田園調布橋まで約40分、約3キロちょっと走破した。
田園調布に「そば屋」の看板を発見!
東横線を渡る田園調布橋からしばらく歩いてラーメン屋「さつまっこ田園調布店」を過ぎると「そばや松屋」の看板を反対側に発見した。
2024.11.08(金)
文=坂崎仁紀