◆鶴ヶ城

 鶴ヶ城は会津若松市のシンボル。平成23年(2011年)に天守閣の屋根が赤瓦に葺き替えられ、幕末当時の姿を復元。天守閣からは、会津若松市の城下町を一望できる。

 築城は1384(至徳元)年。戊辰戦争では藩士や新島八重など多くの民が籠城し、新政府軍と戦った。現在の天守閣は1965(昭和40)年の再建。幕末当時の様子を、随所で忠実に再現している。

 福島県では紅葉の時期にライトアップをしている場所が多くあるが、鶴ヶ城も紅葉ライトアップの名所。静寂の中で幻想的な雰囲気を楽しめる。

 10月中旬から11月中旬の見ごろの時期に、ライトアップされた紅葉がお堀の水面に映る様は圧巻。

鶴ヶ城(つるがじょう)

所在地 福島県会津若松市追手町1-1
https://www.tsurugajo.com/

◆あづま総合運動公園いちょう並木

 あづま総合運動公園はスポーツ施設や庭園、広場など、さまざまな施設が整った総合公園。自然豊富な園内には多くの見どころがあるが、なかでも中央園路にあるいちょう並木はメインスポットの1つで、秋になると黄金色の黄葉を楽しむことができる。

 約520メートルにわたる黄葉した116本のいちょう並木の下で、ウォーキングを楽しむことができる。

 黄葉の見ごろを迎える時期にはライトアップが行われる予定で、映画のワンシーンのような景観が広がる。

あづま総合運動公園いちょう並木(あずまそうごううんどうこうえんいちょうなみき)

所在地 福島県福島市佐原字神事場1
https://www.azumapark.or.jp/

2024.09.21(土)
文=CREA編集部