◆磐司岩

 「磐司岩(ばんじいわ)」は、「県立自然公園二口渓谷」内の「名取川」上流部に屹立する、凝灰岩や集塊岩からなる柱状節理の大連壁。国の名勝に指定されており、高さ80~150メートルの垂直の岸壁が3キロメートルも連なる姿は圧巻である。

 岩上や隙間には、シコタンソウ、イワキンバイ、スカシユリといった珍しい岩壁植物の群生が見られることも特徴のひとつ。

 紅葉シーズンの美しさは評判で、木々の鮮やかな彩りとむき出しの岸壁のコントラストが見る人を圧倒する。

磐司岩(ばんじいわ)

所在地 宮城県仙台市太白区秋保町馬場
https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/10222/

◆東北大学川内キャンパスのメタセコイア並木

 自然豊かな仙台市青葉区川内地区に広がる、東北大学川内キャンパス。敷地内にはさまざまな樹木が見られ、川内北キャンパスの建物の周りや外周道路の外縁には、メタセコイアの巨木が立ち並んでいる。

 秋になるとメタセコイアが紅葉し、燃えるような濃いオレンジ色に。落葉後の紅葉のじゅうたんも美しく、写真映えは抜群だ。

東北大学川内キャンパスのメタセコイア並木(とうほくだいがくかわうちキャンパスのメタセコイアなみき)

所在地 宮城県仙台市青葉区川内26
https://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/012.html

2024.09.21(土)
文=CREA編集部