この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月26日)

» きのうのレシピ「しらす、みょうが、コーンのっけピザ」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.74 豆腐しらすのっけ丼

豆腐しらすのっけ丼。
豆腐しらすのっけ丼。

 世の中にインスタント商品は数あれど、それより多分簡単なこのどんぶり。だって、ごはんに豆腐としらすをのっけるだけ。

 ちなみにこのどんぶりは、私がアルバイトしていたお店のまかないで、一緒に働いていた子が、いつも豪快に混ぜながら食べていました。

 しらすの塩味で味つけいらず。ポイントはラー油です。辛いものが苦手でなければ、かけてみて!

 昨日の白央さんのしらす、みょうが、コーンのっけピザ、この組み合わせ、チャーハンにもよさそうって思いました。みょうがとコーンて、意外にあわせない組み合わせ。そしてしらすを入れるあたりが、さすがシラサー、白央さん。

 あ、しらすと豆腐のっけ丼、シラサーの白央さん、作ってたかも……。

■材料(1人分)

・豆腐(絹) :1/2丁
・しらす:好きなだけ
・大葉:適量
・ラー油:お好みで
・白すりゴマ:適量
・ごはん:適量

■作り方

(1) ごはんに水気を軽くきった豆腐を崩してのせる。

(2) (1)にしらすをのっけ、大葉をちぎりながら散らし、すりゴマを振りかける。ラー油はお好みで。

 豆腐は絹をおすすめしてますが、木綿でも、湯葉でも、なんなら厚揚げでもおいしいです。ザーサイの千切りをのせたりしてもイケます。

 大葉の代わりに香菜をのせると、一気にエスニック丼になります。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.26(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔