この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月14日)

» きのうのレシピ「刻みおしんこのっけ冷やし茶漬け」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)


vol.62 オオバトマトンチーノ、ウニのっけ

 ウニを頂きました(感謝)!

 ペペロンチーノはニンニクと唐辛子が基本ですが、今日はトマトと大葉を入れた「オオバトマトンチーノ」(勝手に命名)を作って、ウニをオン!

 秋の風が吹いてきて、そろそろ大葉もトマトも気分的にシーズンアウトですが、夏の思い出、パスタにのせて。

 ウニのパスタは生クリームと合わせるレシピが多いけれど、私にはリッチすぎ。さっぱりしたパスタにウニを追加するくらいがちょうどいいです。少しのコクで悦びを感じられる中年世代ですから。

■材料(1人分)

・パスタ(乾):90~120g ※好きなだけ
・ウニ:50g ※あれば増量しても
・トマト:1/2個
・大葉千切り:2枚
・にんにくみじん:1/2片
・赤唐辛子:1本
・オリーブオイル:大さじ2
・塩、こしょう:少々

■作り方

(1) パスタは袋の表示より1分短く茹でる。

(2) フライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて弱火で熱し、香りがたったら、赤唐辛子、トマトを入れる。パスタの茹で汁大さじ2を入れてなじませる。

(3) ウニの2/3量とパスタ、大葉を入れ、大きく混ぜる。塩、こしょう少々で味を調える。残りのウニをのせ、混ぜながらいただく。

 昨日の白央さんの冷やし茶漬け、おいしそうだった~。夏の冷やし茶漬け、もっと浸透してほしいな。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【つるりと夏のそうめんレシピ】 サンマかば焼きのっけそうめん イワシやサバ缶よりサンマ缶が合う

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.14(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔