この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月15日)

» きのうのレシピ「オオバトマトンチーノ、ウニのっけ」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)


vol.63 サンマかば焼きのっけそうめん

 「サンマのかば焼き缶が意外にね、合うんですよ」と教えてくれたのは、横浜に住む服屋さんのご主人。

 昔、そうめんの記事を作ったとき、いろんな方にアンケートを取ったのですが、忘れられないおいしさのひとつでした。それから何度も試してますが、添えたいのがきゅうり。妙に相性がいいのです。

■材料(1人分)

・サンマのかば焼き:2切れ
・きゅうり:1/2本
・そうめん、めんつゆストレートタイプ:適量

■作り方

(1) そうめんをパッケージの指示通りにゆでて、冷水に取り水気を切っておく。

(2) きゅうりをサッと洗って水気を拭き、細切りにする。

(3) 器に(1)、(2)を盛ってさんまのかば焼きをのせる。

 薬味としてはワサビがよく合います。こってりジャンクにいきたいならマヨネーズで。ちなみにそうめんでなく、冷やしうどんでもいいですよ。

 そうそう、イワシの醤油煮缶やサバの味噌煮缶のっけも試したんですが、「まあ……ダメってことはないけど……」ぐらいの仕上がり。さんまのかば焼きのっけが格別に合うんですなあ。面白い。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【手軽に作れるごちそうレシピ】 目玉焼きのっけガパオライス バジルがなければ大葉でもおいしい

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.15(日)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔