この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月1日)

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vol.49 ポーク玉子のっけごはん

 たまに食べたくなるんですよ、ポークランチョンミート。なんというのか、独特のおいしさ。じっくり焼いて表面をカリッとさせて食べるの、好きなんだ!

 薄焼き玉子とセットになった「ポーク玉子」は、沖縄でおなじみのメニュー。

 ケチャップで食べるものですが、私はごはんにのっけるときは、お醤油で食べるのも好きなんです。玉子はトロッとした炒り加減でいきましょう。

■材料(1人分)

・ポークランチョンミート:100g
・卵:1個
・醤油:少々
・油:小さじ1
・ごはん:適量

■作り方

(1) ポークランチョンミートは厚さ1センチに切る。

(2) フライパンに油をひいて中火に熱し、(1)を片面1分ずつぐらい焼く。

(3) 卵もフライパンに入れて、軽く炒る。

(4) ごはんをうつわに盛ってそれぞれをのせ、醤油を好みの量かける。

 ランチョンミートを切っていたら、飼っている猫がいきなりやってきて「ミャアア、ミャアア~!」としきりにねだるので驚きました。

 何か激しく誘われたようで、なかなかあきらめません。でもね、あなたには塩分強いからダメです。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.01(日)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔